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14才のマザー
2006-11-30 Thu 11:56
「14才の母」「産む」「産まない」、熱い論議

 そもそも論議の点はどこにあるのだろう。


 この作品をドラマにしたこと?

 14才で子を産むこと?

 セックスや性感染症の実態を蔑ろにして愛だの恋だの騒いでるところ?



 個人的にそんなことはどうでもよく、問題なのはこれを「ドラマ」として観るか「現実に起こりえている事実」として観るかだと思う。

 ――まあ『格ゲーやってて自分も人を殴りたくなりました』って言う人が出てくる世の中なのでその差なんてのはどうでもいいのかもしれないけれど。ただ、少なくとも『このドラマは“フィクション”です』という一文は伺える――


 アニメの宇宙船艦ヤマトは50話かけてイスカンダルにいき、1話かけて地球へ戻ってきた。そんな背景にはもちろん「打ち切り」と言うものがあるのだけれど現在では“傑作”の部類に入るであろう作品が当時なぜ「打ち切り」になったのか。それは偏に世間が作品についてこれなかったから。そのよさを理解できなかったからであろう。その作品が言わんとしている事を理解できなかったのであろう。



 「14才の母」も同じように思う。



 「14才の母」を見て10代で子どもを産む人が増えるならば、その作品で言わんとしていたことが理解できなかったのであろう。まさか14才で子どもを産むことを肯定している作品を、こともあろうに井上さんが作るはずがないのだから。
 『出産が美徳で中絶が悪』と捉えるなど論外もいいところだ。



 もしこの作品が放送されるに当たって問題があったとすれば脚本家やプロデューサーの世間の理解力に対する評価と実際の理解力との誤差と実際の現場の差、それに“愛するために生まれてきた”というサブタイトルなんじゃないかなと思う。


 それにさ、放送されちゃったものはしょうがない。
 しっかりと観て知らぬ間に一人歩きしていそうな評価でなく、自分の眼で観た正しい判断をしましょうということでひとつ。
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